今ある強みをどう伝わる形に整理するか?

この仕事をしていると、SNSや広告をどう増やすか、商品バリエーションをどう増やすかなどの相談が多いです。
もちろん、それらの事を考えるのは必要です。
でも、多くの場合、私が最初に考えるのは、何かを増やすよりも、
そのブランドの強みは、本当に相手に伝わる形になっていますか?ということです。
「強みがない会社」はほとんど存在しない
強みはもちろんあるのに「強みが伝わる形に整理されている会社」は、意外と少ないと思います。
ブランドの強みが伝わるには?
実は私自身も、毎日のようにこの問いと向き合っています。
情報を増やすことは簡単で、あれも伝えたい!これも大事!…となって、結果として情報は増えていきます。
ただ、伝わるブランドほど、実は伝えることを絞っていることの方が多いんですよね。
削ぎ落とすことで見える輪郭
お客様は最初の数秒で、「これは自分に関係あるor ない」をを無意識に判断しています。
そう考えると、情報量が多いほど、伝わるとは限りません。
逆に、本当に伝えたいことが埋もれてしまうこともあります。
これは私自身も毎日のように考えていて、
言葉を変えたり、構成を見直したり、一度作ったものを全部やり直したり…
「これで伝わるだろう!」と思っても、翌日には違和感を覚えることもあります。
ブランドを整理する仕事をしているからこそ、その難しさを痛感しています。
何を足すかではなく、何を残すか?
何を伝えるかではなく、何を伝えないか?
それを実行するのは、ちょっと勇気が必要な事かもしれないですが…。
そんな積み重ねによって、ブランドは少しずつ輪郭を持ちはじめるんだと思います。

「伝える仕事」をする前に「整理する仕事」を
商品も、サービスも、SNSも、広告も、全部がそれぞれに存在するのではなく、
一本の価値観でつながっている状態になって初めて、「伝える仕事」のスタートです。
だから私は、「足りないもの」を探すよりも、
すでにある価値を、どうすればもっと伝わる形にできるか?
という視点でブランドを見ています。
もし今、「頑張っているのに伝わらない」と感じているなら、
新しい施策を増やす前に、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。