共感されるのに選ばれないブランドの共通点

”ステキなブランド”と言われることは多い。
そして、SNSでも反応があって、サイトのデザインも整っている。
ブランドの想いにも共感してもらえる実感はあるのに…
それなのに、なかなか売上につながらないというブランドも実は少なくない。
なぜかというと、「共感されること」と「選ばれること」は別だからなんです。
共感は得ているんです
ブランドづくりでは、世界観やコンセプト、ストーリーが重要です。
これらが整理されているブランドは、やはり見る人の心に残ります。
「考え方が好き」「世界観がステキ」「応援したくなる」などという反応も生まれますよね。
でも、ここで止まってしまうブランドは結構あるんです。
選ぶ理由が見えない
なぜか??
ユーザーは共感した後に、次のことを考えます。
「私には何が合う?」「どの商品を選べばいい?」「今買うべき?」
ところが、多くのブランドはここが弱くなりがちなんです。
ブランドの想いは伝わっているのに、
どの商品から始めればいいか分からなかったり、
自分に合う理由が分からなかったりなどという状態になっています。
ステキだと思っても、自分自身が実際に選ぶ理由にまでは至っていないんです。
「世界観」と「購入理由」の関係
ブランドづくりでは、世界観が大切です。
でも世界観だけでは購入にはつながりません。
例えば、「自分を大切にする時間を届けたい」という想いに共感したとしても、
その後に「だから、この商品が私に必要なんだ」と思えなければ購入には至りません。
共感は入口です。購入理由は出口なんです。
入口だけ作っても、人は行動しませんよね。
実店舗の場合だと、ステキなお店だから見てみたい来客は多いけど、
購入には至らないお客さんばかり…なんていう事はないでしょうか?

売れているブランドは橋渡しが上手
売れているブランドは、世界観と商品が自然につながっています。
こんな悩みに、こんなシーンで、初めてならばこちらの商品から…といった形で、
ユーザーが自分事として理解できる導線があります。
「ブランドの想い」と「自分が買う理由」がつながっているんです!
もし今、「ブランドには自信がある」「世界観も伝わっている」
でも「売上が伸びない」という場合、
ブランドの魅力を増やす前に、「購入理由が伝わっているか」を確認してみてください。
課題は世界観不足ではなく、世界観から購入理由への橋渡し不足かもしれません。
共感されるブランドはたくさんあります。
その中でも選ばれるブランドになるためには、共感の先にある「行動理由」まで設計することが重要だと思います。
